スイーツ&スイーツで ~パッシートワイン~
食後のデザートワインとして、イタリアでしばし登場する”パッシート”はイタリア全土で製造されており種類も豊富です。“パッシート”とは、自然乾燥させた糖度の高いブドウから作られる甘い、芳香豊かなデザートに最適なワインです。ちょっと冷やして飲むも良し。仏のソーテルヌより手頃な価格ですし、前菜のフォワグラにも合うかなあ、などと思います。
この度、中部イタリアのアブルッツオ州から選りすぐりのパッシートワインを試す機会がありました。イタリアには珍しく、時間ぴったりに参加者が試飲会場に集まり満員盛況。司会および進行役の二人は、国営放送RAIの料理TV番組で有名なジャーナリスト&ソムリエのアドゥア・ヴィッラさんとパルマ・ドノフリオさん。これって楽しい兼業ですよね。
今回は中部イタリア、アブルッツオ州(モンテプルチアーノ種ワインで知られる)産のパッシートを7種セレクトし、プラス各パッシートの特徴に合わせたスイーツの組合わせを提案する趣向でした。つまりスイーツ&スイーツの試みです。今回の試飲会だけを例に取っても、モンテプルチアーノ種の他モスカート種を原料とした風味のヴァリエーションに驚きました。色も黄金色から深いボルドー色まで様々です。
各パッシートワインの説明をマスター・ソムリエのヴィッラさんがグラスをぐるぐる回しながら解説、隣で眼鏡のドノフリオ女史が、ワインに合わせた郷土菓子を全国からのチョイスでがんがん説明しまくります。
7種のパッシートに対して2種類ずつのお菓子の提案。聞き慣れない名称のものあり、聴覚大全開!でした。イタリア菓子は基本的に日本やフランスのものと異なり見かけも味も食感もかなり素朴です。だからスイーツワインに合わせ易い、ということになるのでしょうか。
結果として見ると一般的にスパイシー、ドライフルーツ風味のお菓子がパッシートにはマッチし易いようですね。個人的に気に入ったのはTolloワイン組合のもの。アプリコットの香りがする逸品です!このパッシートにはサルデニアの揚げ菓子セバダス(フレッシュ・ペコリーノチーズ入り、ハチミツがけ)やアブルッツオ特産のペパテッリ(白ペッパーとハチミツ入りのクッキー)がぴったり合うそうですよ。
皆さんも是非パッシートを味わって、独創的な組み合わせを考えてみて下さい。
この度、中部イタリアのアブルッツオ州から選りすぐりのパッシートワインを試す機会がありました。イタリアには珍しく、時間ぴったりに参加者が試飲会場に集まり満員盛況。司会および進行役の二人は、国営放送RAIの料理TV番組で有名なジャーナリスト&ソムリエのアドゥア・ヴィッラさんとパルマ・ドノフリオさん。これって楽しい兼業ですよね。
今回は中部イタリア、アブルッツオ州(モンテプルチアーノ種ワインで知られる)産のパッシートを7種セレクトし、プラス各パッシートの特徴に合わせたスイーツの組合わせを提案する趣向でした。つまりスイーツ&スイーツの試みです。今回の試飲会だけを例に取っても、モンテプルチアーノ種の他モスカート種を原料とした風味のヴァリエーションに驚きました。色も黄金色から深いボルドー色まで様々です。
各パッシートワインの説明をマスター・ソムリエのヴィッラさんがグラスをぐるぐる回しながら解説、隣で眼鏡のドノフリオ女史が、ワインに合わせた郷土菓子を全国からのチョイスでがんがん説明しまくります。
7種のパッシートに対して2種類ずつのお菓子の提案。聞き慣れない名称のものあり、聴覚大全開!でした。イタリア菓子は基本的に日本やフランスのものと異なり見かけも味も食感もかなり素朴です。だからスイーツワインに合わせ易い、ということになるのでしょうか。
結果として見ると一般的にスパイシー、ドライフルーツ風味のお菓子がパッシートにはマッチし易いようですね。個人的に気に入ったのはTolloワイン組合のもの。アプリコットの香りがする逸品です!このパッシートにはサルデニアの揚げ菓子セバダス(フレッシュ・ペコリーノチーズ入り、ハチミツがけ)やアブルッツオ特産のペパテッリ(白ペッパーとハチミツ入りのクッキー)がぴったり合うそうですよ。
皆さんも是非パッシートを味わって、独創的な組み合わせを考えてみて下さい。

アブルッツオ州製造の7種のパッシート。風味も色もさまざまです。単に甘いだけじゃないのがよくわかります。

二人ともTV出演記者だけあって視覚的にもいけてるのでは。左)AIS協会マスター・ソムリエのアドゥア・ヴィッラさん。右)同僚のパルマ・ドノフリオさんも、弾丸トークです。

二人の人気も手伝っているのでしょうか、広い会場も満員盛況です。

真剣な面持ちで試飲。TVカメラも入ってるので意識してるよう。男性はグラッパ辛党が多そうですが、これでパッシート開眼?


神林充香(かんばやしみつか):グルメライター
ミラノ在住20年。学生時代のグルメ好きが嵩じ今やイタリアのレストランガイドブックに寄稿。歴史と風土に根ざしたイタリアの伝統食、食材に尽きない興味が。皆様のご意見ご要望をお知らせ下さい。(写真: パッケージングの達人、オルネッラさん)





