スイートなホテルのスイートな体験
今までイタリアで20年も食してきたあのドルチェ(スイーツ)って、いったい何だったのか・・・!?と、思わず愕然とさせる逸品に出会ったので、早速お知らせしようと思います。それはヴェネト州都ヴェネツイアに近いトレヴィーゾの郊外、フォリーナという小さな古い町にありました。
発砲ワインで世界に知られる名酒”プロセッコ”街道沿い、静かで落着いた上品な町の、隠れ家のようなとびきりロマンティックなホテルに瀟酒なレストランがあります。ベネディクト派の修道院(=Abbazia)の向かいに建造された17世紀のヴェネツイア貴族の麗しい邸宅を擁したこの小さなホテルは、美しい三姉妹とソムリエ&ディレクターの家族4人の経営で、インテリアはもとより中庭からティールームなど隅々まで、女性らしい心配りが行き届いた小さな宝石のような宿。じつはハリウッド女優のサンドラ・ブロックも顧客のひとり、というのも納得。
そこで、プロセッコの試飲会も兼ねたディナーに参加したのですが、デザートに供された「ティラミス-トレヴィーゾのドルチェ」に一瞬わが舌を疑いました。だって・・・こんな隠れた密かな場所に、えっ、この技!?
なぜトレヴィーゾなのかというと1970年代初頭にトレヴィーゾの町のリストランテ「ベッケリエ」の料理人ロリー・リングアノットさんが作ったのがこのデザートの由来と言われてるからだそう。というわけで、皆様のためにレシピをお願いして頂戴してきました(後記)。まさに夢心地の味わいの”ティラミス”(翻訳すると”わたしを天国に連れてって^^^”か。)でした。
合わせたデザート・ワインがご当地名産のプロセッコ種のパッシート。これがまた逸品で、先号のアブルッツオのものとはまた異なる風味でイタリアのヴァリエーションには誠に感服させられます。トロピカルフルーツのような、蜂蜜のような深いアロマの滑らかな黄金の雫です。マスカルポーネ・チーズを主材料とするティラミスは勿論のこと、種々のチーズにも思いっきりマッチしそう。
マダムは、他にも自家製のショウガの砂糖漬けとヴェネツイア銘菓の焼菓子「バイコリ」も出してくれました。トレヴィーゾの名産品おそるべし!すべてにおいて上品で出しゃばらないのですが、なかなかの実力とお見受けいたしました。
発砲ワインで世界に知られる名酒”プロセッコ”街道沿い、静かで落着いた上品な町の、隠れ家のようなとびきりロマンティックなホテルに瀟酒なレストランがあります。ベネディクト派の修道院(=Abbazia)の向かいに建造された17世紀のヴェネツイア貴族の麗しい邸宅を擁したこの小さなホテルは、美しい三姉妹とソムリエ&ディレクターの家族4人の経営で、インテリアはもとより中庭からティールームなど隅々まで、女性らしい心配りが行き届いた小さな宝石のような宿。じつはハリウッド女優のサンドラ・ブロックも顧客のひとり、というのも納得。
そこで、プロセッコの試飲会も兼ねたディナーに参加したのですが、デザートに供された「ティラミス-トレヴィーゾのドルチェ」に一瞬わが舌を疑いました。だって・・・こんな隠れた密かな場所に、えっ、この技!?
なぜトレヴィーゾなのかというと1970年代初頭にトレヴィーゾの町のリストランテ「ベッケリエ」の料理人ロリー・リングアノットさんが作ったのがこのデザートの由来と言われてるからだそう。というわけで、皆様のためにレシピをお願いして頂戴してきました(後記)。まさに夢心地の味わいの”ティラミス”(翻訳すると”わたしを天国に連れてって^^^”か。)でした。
合わせたデザート・ワインがご当地名産のプロセッコ種のパッシート。これがまた逸品で、先号のアブルッツオのものとはまた異なる風味でイタリアのヴァリエーションには誠に感服させられます。トロピカルフルーツのような、蜂蜜のような深いアロマの滑らかな黄金の雫です。マスカルポーネ・チーズを主材料とするティラミスは勿論のこと、種々のチーズにも思いっきりマッチしそう。
マダムは、他にも自家製のショウガの砂糖漬けとヴェネツイア銘菓の焼菓子「バイコリ」も出してくれました。トレヴィーゾの名産品おそるべし!すべてにおいて上品で出しゃばらないのですが、なかなかの実力とお見受けいたしました。

非常にフレッッシュで軽い仕上がりのティラミス。食後のデザートとしては、結構なヴォリュームなのにもかかわらず難なくぺロリといけました。

このプロセッコ・パッシートは、深い風味だけれどサラッとした口当たりでしっとり系、ドライ系のどちらのドルチェにもよく合います。隣席者はカリカリの「バイコリ」クッキーをこっそりパッシートに浸して味わっていました。

早朝の光が差し込むラブリーな朝食ルームで幸福な気分を満喫。ホテルのあちらこちらに咲き誇る季節の花々も長女のマダム・ローズイーの入魂のお手入れで圧巻です。

(左)パッシート「Duca di Dolle」Bisol社。標高300メートルの透明な空気のバルドビアッーデネ地域の丘で栽培されるプロセッコ種のぶどうから作られる。生き生きとしたクリーンな味覚。
(右)ザノン・ファミリーのお三方、(中央)長女のマダム・イヴァーナ、(左)ディレクターのジョヴァンニ氏、(右)次女のローズィーさん。「ここは良い町なの、気分も良いわ。」とおっとり微笑むマダムでした。
“ティラミス”のレシピ
【材料】
卵黄 12ヶ
砂糖 500g
マスカルポーネ・チーズ 1kg
サボアール・ビスケット 60片
カフェ(加糖) 適量
苦めのココア・パウダー 適量
【作り方】
卵黄に砂糖を加えてよくよく泡立てる。マスカルポーネを加え柔らかいクリーム状になるまで泡立て続ける。長方形の容器を用意する。サボアールを半量、カフェに浸して容器に敷く。その上に泡立てたクリームの半量をのせ覆う。繰り返して2段目として残りのサボアールを敷いてカフェを吸わせる。その上を残りのクリームで覆う。クリームの上にたっぷりカカオ・パウダーをふりかけ冷蔵庫で冷やす。
”サービスの直前に取り出して、ふんわり各皿に盛りつければ、トレヴィーゾのレストランと同じものが食べられます”とのこと。試されたら是非とも編集部までお知らせくださいね。
卵黄 12ヶ
砂糖 500g
マスカルポーネ・チーズ 1kg
サボアール・ビスケット 60片
カフェ(加糖) 適量
苦めのココア・パウダー 適量
【作り方】
卵黄に砂糖を加えてよくよく泡立てる。マスカルポーネを加え柔らかいクリーム状になるまで泡立て続ける。長方形の容器を用意する。サボアールを半量、カフェに浸して容器に敷く。その上に泡立てたクリームの半量をのせ覆う。繰り返して2段目として残りのサボアールを敷いてカフェを吸わせる。その上を残りのクリームで覆う。クリームの上にたっぷりカカオ・パウダーをふりかけ冷蔵庫で冷やす。
”サービスの直前に取り出して、ふんわり各皿に盛りつければ、トレヴィーゾのレストランと同じものが食べられます”とのこと。試されたら是非とも編集部までお知らせくださいね。
店舗情報
名称:Ristorante 「La Corte」- Hotel「VILLA ABBAZIA」
住所:Piazza Novembre,3 (Follina) 31051 TREVISO
問い合わせ:abbazia@relaischateaux.com
名称:ワイナリー「BISOL」
住所:S.Stefano di Valdobbiadene (Follina) 31049 TREVISO
問い合わせ:bisol@bisol.it
住所:Piazza Novembre,3 (Follina) 31051 TREVISO
問い合わせ:abbazia@relaischateaux.com
名称:ワイナリー「BISOL」
住所:S.Stefano di Valdobbiadene (Follina) 31049 TREVISO
問い合わせ:bisol@bisol.it


神林充香(かんばやしみつか):グルメライター
ミラノ在住20年。学生時代のグルメ好きが嵩じ今やイタリアのレストランガイドブックに寄稿。歴史と風土に根ざしたイタリアの伝統食、食材に尽きない興味が。皆様のご意見ご要望をお知らせ下さい。(写真: パッケージングの達人、オルネッラさん)





