San Francisco

アメリカ発ドリームチョコレート

アメリカではチョコレートのムーブメントが起きています。大都市を中心に“本物志向”の消費者が増え、これまでベルギーやフランスが主流だった高級チョコレーも、アメリカの新鋭チョコレートメーカーが次々と開発し、世界でも評価されています。その代表する一つ、フレッシュなハーブとフルーツを取り入れた独創的なチョコレート、トリュフで一斉風靡をした「Recchiuti」を紹介します。

創業者でチョコレーティアのマイケル.リキュイティーさんは、若い時にフレンチ. パティスリーの元で修行をした後、フレンチ、イタリアンパティスリーとして勤めながら独学でチョコレートを研究開発し、その魅力にのめりこんでいきました。1997年、ついに奥さんのジャッキーさんといっしょに独立したチョコレートメーカー「Recchuti」を創業しました。マイケルさんのチョコレートに対する情熱は様々な表現で語られています。2005年には「chocolate obsession」(チョコレートに夢中)という本を出して話題になりました。ちなみに彼が一番影響されたチョコレートは、「La Maison du Chocolat」だそうです。

Recchutiのチョコレート作りは厳選されたカカオとチョコレート選びから始まります。主な輸入元はフランス、ベルギー、サウスアフリカ、ベネズエラです。この幾つもの特徴を持つチョコレートがマイケルさんの手のよってブレンドされ、最高品質のチョコレートに生まれ変わります。オーガニックのラベンダー、テレコン、レモンバーベナを始め、コナコーヒー、ハーブティー、スパイス、ジンジャー、セサミ、ヘーゼルナッツ、各種フルーツ等を使い、バラエティーで創造的なチョコレートに仕上げます。中でもソルトの巧みな使い方は斬新で、より上品なテイストが味わえます。

特別なのは、工場での大量生産ではなく、比較的小さなチョコレートキッチンで昔からの手法を用いるところにあります。人気の焼きキャラメルチョコレート「Fleur de Sel Caramel」は、砂糖をはじめに焦がしてクリームとブレンドする手法を用いるため、香ばしい風味が特徴で、柔らかな食感を楽しめます。他にもキーラインジュースとダークチョコレートを組み合わせた「Key Lime Apples」は、そのフルーティーさとビターなダークチョコが引き出す大人の味です。

店頭での一番人気は、シルキーでクリーミーなトリュフチョコレートのギフトボックスです。ブランド感溢れる箱を開けると、ひとつひとつ異なったフレーバーとデザインのチョコが並んでいて、選ぶ楽しみと味わう喜びがあります。口に入った瞬間、蕩ける薄いトリュフの中身は、キャラメルやナッツ、フルーツ等様々で、”驚きと喜び”が交差します。もうひとつの特徴は、アーティストとのコラボです。シリーズによってデザインされたプリントは、見た目も可愛く個性的で、最高の贈り物になります。

サンフランシスコ、フェリービルディングにある直営店では、各チョコレートがバラ売りされているので、自分の気に入ったフレーバーを選び箱に詰める事ができ、毎日多くの観光客、地元客が訪れます。同チョコレートは「NIKKEI America新聞社」(2007年)の調査で、“アメリカのベストチョコレート”トップ3のひとつに選ばれました。
人気商品:ブラックボックス(16ピース入り)$43<

人気商品:ブラックボックス(16ピース入り)$43


左)創業者、チョコレーティアのマイケル・リキュイティさん。(右)新作のトフィーバー

(左)創業者、チョコレーティアのマイケル・リキュイティさん
(右)新作のトフィーバー


シックなブラックボックスとテーマを持つカラーが特徴

シックなブラックボックスとテーマを持つカラーが特徴


アーティスティックな店内

アーティスティックな店内


店舗詳細

名称:Ferry Building market place
住所:One Embarcadero San Francisco CA 94111 USA
電話:415-834-9494
営業時間:平日 10:00~19:00 土曜日 8:00~18:00 日曜日 10:00~17:00
関根絵里

関根絵里(せきねえり):グルメ、トラベルライター&フォトグラファー/コーディネーター

サンフランシスコ在住。生まれつきのスイーツ大好き人間。
96年からの海外生活で世界のスイーツリポートに挑戦中。
現在はアメリカのフード新聞、マガジン、日本のトラベル、フードマガジンなどに執筆中。
ご意見、ご感想は:elligo@gmail.comまで。


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